【環境】ACCESS 2016
ACCESSでフィールド内のデータのみを一括で削除する場合は更新クエリを利用します。
見た目がエクセルのようなので範囲選択して簡単に消せるイメージを持ってしまいがちですが、ACCESSはクエリで処理する必要があります。
今回のケースでは、フィールドそのものは削除しません。
フィールドそのものを削除したい場合は、フィールド名の上で右クリック⇒削除で対処可能です。
以下、更新クエリを利用して下記データのフィールド1の内容を一気に削除していきます。
タブの上もしくは左のテーブルリスト内のテーブル名で右クリック⇒デザインビューで表示します。
画面上部のタブ「作成」⇒「クエリウィザード」で新しいクエリの作成を始めます。
選択クエリ ウィザードを選択してOKボタンを押して次に進みます。
更新対象のフィールドを選択します。今回は「フィールド1」のみが対象です。
「クエリのデザインを編集する」を選択して完了します。
作成したクエリを利用してデータの削除を実行していきます。
クエリの種類は「更新」を選択します。
レコードの更新と抽出条件が表示されますのでそれぞれ指定していきます。
今回はデータの削除を行うので、値には「Null」をしていします。
対象データはフィールド1全てですので抽出条件は指定しません。
テーブル1のタブを開いていると更新できないので閉じます。
クエリの実行は画面上部メニューの「実行」ボタンから行います。
これでフィールド1のデータが全て削除されました。